あるML(メーリングリスト)メールで、次のような便りを受け取りました。
いろんな人が、いろんな場で、自分なりのやり方で、”勝つために、あきらめないこと” を実践して、「不断の努力」をしておられるんだなと、勇気・活力をもらえた感じがしました。
紹介します。(拡散を。ご協力ください。)となっているので、原文のまま。
※下記画像は、そこで言及されている、最新のリーフレットです。
「お世話になります。鎌倉の(・・・)と申します。
仲間の皆様
連日お疲れ様です。日々の活動に厚く敬意を表します。
6月になりました。正式ではありませんが来月21日が参議院選挙投票日になるとの情報もあります。
大きな政治決戦夏の選挙が近づいて来ました。
日々の活動の参考になればと思い、鎌倉の仲間のことを紹介させて頂きます。
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彼は2013年12月に成立した「秘密保護法」の頃から日本の進路に危うさを感じ集会や講演会などには参加していました。けれども、街頭での署名集めやビラ配りなどの活動参加には躊躇していました。
2016年4月、戦争法廃止を求める署名集めのため、彼は私たちの活動に参加しました。
思い切って行動しないといけないと考えたようです。でも、活動の最初の頃は声も出せませんでした。黙ってスタンディングをし、署名してくれる人が来るのを待っていました。
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それから3年2ケ月、毎週ずっと署名集め・スタンディングを続けています。勿論、プラカードを掲げ、声も出しています。
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戦争法廃止を求める署名集めの時から、彼はリーフレットを作っています。
「多くの人は関心が薄いし危険性にも気づいていない。その人たちが手に取ってくれるもの、わかってもらえるものを作らなければ、理解は深まらないし、運動は広がっていかない」「護憲派が作るリーフレットの多くは、言葉も内容も難しく、関心が薄い人の心に届くものではない。これでは改憲派に勝てない」と語っていました。
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2016年7月、仲間4人の『鎌倉K&T』として初めて「緊急態条項」リーフレット作りに取り組みました。
彼は原案を提示し仲間の意見を聞きました。可能な限りメンバーの意見を取り入れました。仲間からは文章の内容だけでなく、助詞の使い方を含め表現の細部まで指摘されました。そして、何度も作り直しました。
私なら「そんなに言うなら自分で作れ!」と啖呵を切ってしまうところでしたが、彼は粘り強く書き直しました。
更にはそれを学習院大の青井未帆さんや「憲法の伝道師」とまで言われる伊藤真さんに見てもらい、アドバイスを受けていました。
「間違ったことを書いてはいけない。さらにわかりやすいものにしたい」と思ったからです。相談したお二人とも、じっくり読んで適切なアドバイスをしてくださったそうです。
その後、共謀罪・憲法9条リーフレットと作り続けています。勿論、毎回、仲間での検討を重ね、よりよいものにしようとしています。
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共謀罪のリーフレットは拡散され、茨城県東海村の仲間は50000枚程増刷し地域で活用。東京清瀬、西東京市、愛知からも増刷し活用、恐らく100000枚は印刷されたようです。
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今、鎌倉で使用している「憲法9条に自衛隊を書き加える危険」のリーフレットも増刷し、既に6000枚を印刷しました。
中にはこのリーフレットを中心に学習会を開き7人でスタンディングを始めた人たちの報告も聞きました。
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彼は、『鎌倉K&T』で作った「憲法9条に自衛隊を書き加える危険」のリーフレットを地元9条の会のメンバーに見せ、改定版を作り、会としてポスティングを始めています。
全国各地で、地域のほぼ全戸に、改憲の危険性を分かりやすく知らせていくことが、改憲阻止のためにも、国民投票という事態に備えるためにも必要と考え行動しているのです。
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知り合いの方に今の活動のことを伝え3000万人署名用紙を送ったところなんと28名の方から計229筆記載された署名用紙が届いたそうです。
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一昨年の衆議院選挙で四区の早稲田氏を応援のためのポスティングの際には、チラシが雨で濡れたら読んで頂けないと思い立ち、『鎌倉K&T』の 仲間であるお連れ合いと二人で一枚一枚透明の袋に入れ、栞を貼りポスティングしたそうです。
決して目立たず黙々と努力を続けています。
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私たち『鎌倉K&T』は、作ったリーフレットをPDF形式で公開(原版は「一太郎形式のため)し、各地でさらによいリーフレットを作る一助にしていただきたいと願っています。
(皆さまも作りましたら、それをお送りください。私たちも、さらにそれを活用させていただきたいと思っています。)PDF版リーフレットが必要な方はご連絡ください。
なお、A 4両面カラー印刷したリーフレットは、実費一部3円(送料別)でお分けしています。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
99%の市民のための政権樹立に向けお互いに頑張りましょう。」