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No.615(2019.3.6)膨張続ける防衛費 にNO!を

膨張続ける防衛費にNO!を

3月未明に衆院で可決、通過した2019年度予算案の防衛費は、過去最大の5兆2574億円に膨れ上がっている!!

歯止めを失った防衛費増大に反対し、3つの市民団体が連携して2月28日に、「武器より暮らしを!市民ネット」を発足させ、「国民の税金を、軍拡ではなく社会保障や教育の充実に使おう!」と

参議院議員会館で記者会見を行いました。 

 

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 呼びかけ人で、武器取引反対ネットワーク代表の杉原浩司氏は、政府が147機を購入する方針のF35戦闘機を1機やめれば認可保育所90カ所をつくることができ、6機分で日本中の待機児童が保育園に入れると指摘。「軍事企業のために国家予算を使う政治は納得できない。市民が野党に働きかけ状況を転換させよう」と訴えました。

 「防衛費増大より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める専門家の会」代表の申惠ボン(しん・へぼん)青山学院大学教授は、政府が米製兵器を爆買いする一方、生活保護費が再び下げられ教育予算は貧弱で学生は奨学金返済にあえいでいるとし、「国民生活に目を向けた予算の使い方を政治家に求めたい」と語りました。

 賛同者で作家の雨宮処凛さんは、「財政危機だからと命を値踏みする視点がある。武器をやめて社会保障に使うという訴えは重要だ」と語りました。高等教育無償化プロジェクト「FREE」の中野典事務局長は、学費高騰のなか6割の学生が進学先選択の際、学費を考慮したとするアンケートを報告しました。

 

私は、もろ手を挙げて、この行動に賛同します。

 

 トランプに言われるがままに高額武器を爆買いし、血税を米国の「軍産複合体」に貢ぐ一方で、人々の命と暮らしに関わる予算を切り詰める。

 こんな絵に描いたような安倍政権による悪政を見過ごすわけにいかないと、(ネットワーク)は、3月末頃までと見られる予算審議の期間に、集中的なキャンペーンを展開します。

 

《呼びかけではこう主張しています》

武器より暮らしを!市民ネット

<呼びかけ団体>

・武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)

・大軍拡と基地強化にNO!アクション2018

・防衛費増大より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める

 専門家の会(社会権の会)

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 トランプに言われるがままに高額武器を爆買いし、血税を米国の「軍産複合体」に貢ぐ一方で、人々の命と暮らしに関わる予算を切り詰める。

 こんな絵に描いたような安倍政権による悪政を見過ごすわけにいかないと、3つの団体(ネットワーク)が共同して呼びかける形で「武器より暮らしを!市民ネット」を発足させました。3月末頃までと見られる予算審議の期間に、集中的なキャンペーンを展開します。 

 日本社会に広がっているに違いない声を可視化させたいと思います。

 #武器より暮らしを!

#戦闘機より保育園を!

#死の商人より庶民に回せ!

  

 

(参考)ウェブサイト:レイバーネット

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http://www.labornetjp.org/news/2019/1550095637730staff01

 

 

         --------------<呼びかけ文>---------------

 

◆「武器より暮らしを!市民ネット」にご参加・ご賛同を!

 

 安倍政権のもとで、米国製高額武器の「爆買い」が留まるところを知りません。

 イージス・アショア2基でなんと6000億円超。そして、105機を追加購入し、

計147機とするF35戦闘機は、1機116億円に維持費307億円を加えると、総額で6.2兆円を超えることが明らかになりました。

 米国側の極めて有利な条件のもとで武器を買わされる「FMS」(対外有償軍事援助)

方式は、2019年度予算案では7013億円と、2012年度の5倍にまで膨脹しています。

 

 2019年度の軍事費は、本予算に史上最高の5兆2574億円が計上され、第2次補正予算にも過去最高の3998億円が盛り込まれました。

 また、昨年末に閣議決定された「中期防衛力整備計画」では、向こう5年の軍事費を、それまでの5年分を2兆8000億円も上回る27兆4700億円としています。

 しかも、巨額の武器購入の結果、「後年度負担」と呼ばれる武器ローンの残高が5兆3000億円と本予算に匹敵する規模にまで膨れ上がっています。

 

 量的な拡大に留まらず、安全保障政策の質的な大転換も重大な問題です。

 新たな「防衛大綱」は、いずも型護衛艦の空母化や長距離巡航ミサイルの導入など、「専守防衛」を葬り去り、自衛隊を攻撃型の軍隊へと変質させるものです。

 

 こうした大軍拡の一方で、生活保護費や年金の相次ぐ切り下げなど、暮らしに関わる予算が切り詰められています。

 保育園の整備も追いついていません。

 また、学生に多額の借金を負わせる奨学金問題や大学交付金の削減など、貧弱な教育予算が放置されています。

 「いくら何でもひど過ぎる」「堪忍袋の緒が切れた」。

 そう感じる人は確実に増えているのではないでしょうか。

 

 1月28日から始まった通常国会では、武器の爆買いを含む巨額の軍事費を盛り込んだ2019年度予算案の審議が行われています。

 この予算審議の期間に、私たちは「武器より暮らしを!」「戦闘機より保育園を!」を掲げ、軍拡をやめて予算を社会保障や教育の分野に振り向けることを求めて声をあげていきます。

 それぞれの取り組みをつなげながら、知恵と力を合わせて、さらに実効的な活動を展開します。

 ご参加、ご賛同をよろしくお願いします。

 

 武器より暮らしを!市民ネット

 【呼びかけ団体】

・武器輸出反対ネットワーク(NAJAT

・大軍拡と基地強化にNO!アクション2018

・防衛費増大より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める

 専門家の会(社会権の会)

https://blog.goo.ne.jp/shakaiken/e/d690746f80d460229ded47262f52230b