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No.677(2019.5.6)学生らが語る 次世代の護憲活動

     学生らが語る 次世代の護憲活動

紹介 

 ・武力行使をしないと定めた九条があるから、日本は国際的に信用されている。

 ・与党のキャンペーンに流されて何となく賛成するのは危険。改憲国民投票より

  も、まず今の憲法への理解を深めることを優先すべきだ。

 という主張は、変哲もない意見とはいえ、多くの無関心層が目を向けず、小難しい話

 には関わらない方が身の安全、という多くの(特に若者世代)市民に少しでもいいか

 ら考えてみてほしい(思い浮かべるだけでもいい)声です。

                                     

                          

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東京新聞』2019/5/4 記事より。

 小さなコラム記事ですが、

                

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 憲法記念日の三日、憲法九条の大切さなどを訴える「鶴見平和フェスティバル」が、横浜市鶴見区の鶴見公会堂であった。

 十~三十代の男女五人が登壇してそれぞれの憲法観を語り合うプログラムには二百人が聴き入り、次世代の護憲活動に期待を寄せた。

 区内の複数の九条の会などでつくる実行委員会が主催。護憲の立場を取る理由として、大学生の真島稜平(りょうへい)さん(21)が武力行使をしないと定めた九条があるから、日本は国際的に信用されている」と話し、他の登壇者も「戦後になって日本が戦争に巻き込まれなかったのは九条のおかげだ」などと応じると、会場は拍手に包まれた。

 専門学校生の一ノ瀬歩香(あゆか)さん(18)は「与党のキャンペーンに流されて何となく賛成するのは危険。改憲国民投票よりも、まず今の憲法への理解を深めることを優先すべきだ」と、自民党などが進めようとしている改憲の動きを批判した。

 平和の尊さを伝える上での課題は「戦争と平和という概念への実感が乏しく、若者の関心が高まらない」との認識で五人が一致。解決策として「軍事費に使っている予算を、学費補助に回せるなど身近な例に引きつける」「平和をテーマにした映画やアニメを見る」などの案が出た。

 最後に助言役の前川雄司弁護士が「皆さんは周囲との対話や体験の共有を通して、憲法の尊さを伝えてきた。これからも活動を続け、改憲を阻止していきましょう」と締めくくった。